WAGASHI-OHAGI

”気分”で検索する日本語ヒップホップのデータベース

コンセプト 昭和末期生まれの私は、様々な媒体・入手方法にて音楽を楽しんできました。 小学・中学時代:テープ・MD、レンタルCD 高校時代:MP3プレイヤー(iRiver / iPod)、P2Pソフト(WinMX / Cabos) 大学~現在:スマホ、iTunes・音楽配信サービス(サブスク)・YouTube そんな目まぐるしい音楽環境の変遷のなか、音楽の嗜み方は一貫して「ディグる(お気に入りの曲を […]

話題曲「STUTS&松たか子」は令和のヒップホップ版アベンジャーズ

泣く子も黙るフジテレビ火9ドラマの主題歌がヒップホップ !? 2021年春に放送されたドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」を皆さんご存知でしょうか。ご覧になっていた方も多いと思います。何を隠そう、私も毎週欠かさず見ていた視聴者の一人です。 このドラマ、内容ももちろん面白いのですが、何よりも画期的だったのはエンディング曲です。 Presence/STUTS & 松たか子 with 3exes […]

ヒップホップとバスケットボールはまさしく「牡丹に蝶」

B.LEAGUE 2021 22 シーズン開始目前 今年もBリーグのシーズンオープンが間近となりました。そこで今回は、相性抜群「ヒップホップとバスケット」の関係性について取り上げたいと思います。 日本のヒップホップとバスケットボールは、既に密接な関係にあり、今後はお互いのシーンが相乗効果により更なる盛り上がりを見せること必至ですので、是非チェックしていただきたいです。 「アリーナMC・DJ」という […]

めちゃええ声日本人ラッパー 3選 (低音編)

ラッパーにおける最大の武器 「声」 ヒップホップのMCにおいて、個性がひと際輝くところ、それが「声」です。当たり前のことですが、ラップは発声によって生み出されるものであり、そこに声や抑揚、そして言葉が飾り付けをおこなう、というものです。 今回はその「声」に着目し、「めちゃええ声ラッパー3選 (低音編)」と題して、私が考えるかっこいいラッパーをご紹介したいと思います。 1. YOSHI (from […]

”MPCプレイヤー” の作る躍動感あるビート

MPCプレイヤー 兼 トラックメイカー 「hokuto」の魅力 ヒップホップにおける作曲者、すなわちトラックメイカーといわれる方のうち、「MPCプレイヤー」の方がビートを作るケースがあります。最近では、STUTSさんがその代表格かと思います。その他、くレーベルの熊井吾郎さんも有名です。そんなMPCプレイヤーで、トラックメイキングするアーティストのうち、本日フィーチャーするのが「hokuto」さんで […]

日本のヒップホップにおけるレーベルの重要性

レーベルとアーティストの関係 音楽業界に共通する話題ですが、「レーベル」を理解するためには、音楽活動に関係する組織の全体像を把握する必要があります。 (1) レコード会社:CDやDVD等の音楽媒体を制作・販売(流通)する組織  例:エイベックス、ソニー・ミュージックエンターテイメント、              ユニバーサルミュージック、等(2) レーベル:アーティストが所属し、楽曲の企画や制作活 […]

心からヒップホップのフェスを楽しめる日が来ますように

今話題のヒップホップフェス 残念なニュースではありますが、世間ではヒップホップのフェスについて ”大盛り上がり”しています。ネガティブな側面でヒップホップが取り上げられることは不本意ではありますが、せっかくの機会ですので、歴史と共にヒップホップの ”フェス”について振り返っていきたいと思います。 伝説の日本語ヒップホップフェス「さんぴんCAMP」 日本のヒップホップの歴史を紐解いていくと、必ずとい […]

GeGに心を締め付けられすぎて辛い

疑う余地無し、チル系・メロー系ヒップホップNo.1プロデューサー 気付けば勝手にペンを持ち、本記事の執筆を開始してしまっています。正直、別の記事を書こうと思っていたんです。でも、イヤフォンから流れる数々のGeG Worksを聴いていたらペンをどうしても書きたい衝動を抑えられなくなっていました。 本日は、プロデューサー「GeG」さんに注目いたします。 間違いなく、2021年現在でTop of Top […]

夏の終わりの日本語ヒップホップ3選

あの夏の名曲は、素敵な思い出とともに蘇る 今年は残暑が厳しいですね。夏の終わりに向けて太陽が余すことなく最後の力を振り絞っているようです。外に出ると一生懸命鳴くセミの声が聞こえますが、どこか季節の移り変わりに抗っているようにも感じてきます。 そんな夏の終わりも近づいてきましたので、皆さんと一緒に夏の終わりのヒップホップを堪能していきたいと思います。たくさんの名曲があるなか、自分を追い込む意味で「3 […]

キャッチーな ”ネタ” が極上なヒップホップビートに変わるMatt Cabの魔法

「歌ってよし、プロデュースしてよし」の最新鋭アーティスト 目が離せません。もう寝ても覚めても、頭からも離れません。 本日は、ヒップホップ好きであれば必ずと言って良いほど聞いている、聞くつもりなくても無意識に耳に届くほどの存在感を示すアーティスト&プロデューサー、「Matt Cab」の魅力を余すことなくお伝えします。いや、正直なところ、一つの記事では語り尽くせないほどの規格外な方ですので、今日は第一 […]

「ヒップホップバンドで韻シストに勝つのは無理」だよ、やっぱり。

ヒップホップ + バンド = ヒップホップバンド ヒップホップといえば、ラッパーとDJで構成するグループが一般的だと思います。一方で、ロックやジャズのバンドになると、ボーカルにギターやベース、ドラム等、多くの楽器演奏者によりグループが構成されます。このように見ていくと、ヒップホップのグループ構成が少々特異と言えます。 なぜヒップホップが特異なグループ構成なのかというと、音楽の成り立ちによるものと考 […]