B.LEAGUE 2021 22 シーズン開始目前
今年もBリーグのシーズンオープンが間近となりました。
そこで今回は、相性抜群「ヒップホップとバスケット」の関係性について取り上げたいと思います。
日本のヒップホップとバスケットボールは、既に密接な関係にあり、今後はお互いのシーンが相乗効果により更なる盛り上がりを見せること必至ですので、是非チェックしていただきたいです。
「アリーナMC・DJ」という存在
プロバスケットボールリーグが他のプロスポーツと異なり音楽と密接する特徴があります。
それは、「アリーナMC・DJ」という存在です。
Bリーグの試合を観戦したことがある方はご存知だと思いますが、バスケットボールの試合中は実況をおこなうMCと攻守に合わせたBGMを流すDJがいます。また、ハーフタイムにはショーがあり、音楽アーティストがライブをおこなうことも多くあります。
上記の通り、プロバスケットボールの試合には音楽が必要不可欠な構造になっており、その理由からチームで公式のMCとDJを契約することがあります。
本日はその「アリーナDJ」から、私が注目するDJ「PACHI-YELLOW」さんをご紹介します。
所属するチームはB2リーグ「越谷アルファーズ」で、DJ PACHI-YELLOWさんは2019年シーズンから2年間アリーナDJを務め、今シーズンも続投が決まっています。
注目すべきはDJ PACHI-YELLOWさんの経歴です。とにかくこの道の実力派DJです。
まずは実力を客観的に評価するDJ大会での実績ですが、以下の通りです。
ご覧の通り、凄いご経歴です。
・DMC JAPAN FINAL 2010 ファイナリスト
・DMC JAPAN FINAL 2016 ファイナリスト
・IDA JAPAN DJ CHAMPIONSHIP 2019 FINAL チャンピオン
・DMC JAPAN FINAL 2020 3位
また、ヒップホップとも精通しており、以下の日本を代表するラッパーのバックDJを務めた実績があります。
誰もが知るヒップホップ最前線で活躍するお二人も認める存在と言えます。
・晋平太
・輪入道
ここまで、越谷アルファーズのアリーナDJであるDJ PACHI-YELLOWさんについて紹介してきました。
DJ PACHI-YELLOWさんは今シーズンより新たに、エンターテイメントユニット ReoCityを結成し、
バスケットと音楽・ダンスの融合を目指した活動を開始されるようです。(ご本人公式Twitterより引用)
実力派DJが仕掛けるバスケ+エンターテイメントのショーケースに期待が膨らみます。
Bリーグの公式アンセムとシーズン公式ソング
Bリーグでは公式アンセムというものがあるのをご存知でしょうか。
それが、「BREAK THE BORDER / PKCZ®」です。
PKCZ®は、m-floのVERBALさん、EXILEのDJ MAKIDAIさん、DJ DARUMAさんで構成されるクルーです。
エレキギターが鳴り響く、戦いの緊張感と熱狂が伝わってくるような熱い曲です。
ご覧いただくとわかるように、音楽とバスケットの映像が見事にマッチしています。
また、Bリーグ2020 21シーズンの公式ソングは、ALIさんがJ-REXXXさん, RUEEDさんを
客演に向かた「FIGHT DUB CLUB」という曲です。
ALIさんの豪華な生音ビートに、情熱的なJ-REXXXさん・RUEEDさんの歌声が乗る、魂踊る戦意みなぎる一曲は、まさにバスケットボールにぴったりです。
Bリーグプロジェクトによる、“全曲バスケ”がテーマの音楽アルバムリリース
Bリーグを音楽・ファッション・エンタメから盛り上げていく目的のプロジェクトが発足し、豪華アーティストが参加して全曲バスケのアルバム「THE 4CE 」が2019年にリリースされました。(引用:音楽ナタリー)
本作には、DOBERMAN INFINITY & VERBAL、 Awich & kZm、 THE BACKCOURT等、ヒップホップ色が色濃いメンバーが参加しています。
結び
プロバスケットボールリーグへのヒップホップの関わりが密接で、お互いのシーンを盛り上げていくのに必要不可欠な存在であることをご理解いただけたかと思います。
2016年のBリーグ発足後、他のプロスポーツとは一線を画し、音楽との融合にチャレンジしてきたバスケットボール。
東京オリンピックでの女子バスケ銀メダル獲得もあり、2021年シーズンは更なる盛り上がりを見せること間違いありませんので、是非音楽とともにお楽しみください。
WAGASHI-OHAGI