D.D.Sと晋平太

D.D.Sと晋平太

HIKIGANE SOUND主宰 口喧嘩祭SP(2021) BEST8の戦い

2021年7月31日、日本屈指のMCが岐阜県 柳ケ瀬の地に一堂に集結しました。
それは、岐阜レペゼンのHIKIGANE SOUNDが主宰する、口喧嘩祭SP(2021)が開催されるためです。

この大会は、KING OF KINGS (KOK) GRAND CHAMPIONSHIP FINALへの切符も手に入る、日本屈指のMCバトルの大会です。この大会BEST 8において、胸アツのカードが実現されます。それが、「D.D.S vs 晋平太 」です。

両者とも言わずと知れた日本を代表するラッパーですが、意外とこの2人、過去に深い関わり合いがあったことをご存知無い方も多いのではないでしょうか。バトル中でも触れていますが、10年以上前からお二人の親交が始まったようです。

2011年リリース「レミニス feat. DDS (Produced by UZK)」

今からちょうど10年前になりますが、2011年にリリースされた晋平太のアルバム「REVENGE」に「レミニス feat. D.D.S」という曲が収録されています。この曲がまさに、晋平太とD.D.Sが同じビートの上でコラボレーションした伝説の作品なのです。

この曲、HipHopの魅力に溢れていて本当にかっこよく、語り継がれるべき一曲だと思っています。

UZKプロデュース、ブラスセクションのメロディーラインが印象的で癖になるビートのうえで、熱量が全面に出たHipHop愛を語る晋平太のラップと、渋さと色気、そして落ち着きのなかにDopeさを感じさせるD.D.Sのラップが、これ以上に無いというレベルで融合します。

「スチャダラとライムスターの違いこそが重要 宗教に近い」や、「さんぴんキャンプくらいわかれ馬鹿野郎」等、パンチラインも豊富で、ヘッズが唸らされること間違いなしでしょう。

そして曲終わりのD.D.Sの一言、「晋平太、本当に兄貴みたいな存在。今日来てくれたみんな、こういう大人になってくれよ」という言葉が、この当時のお二人の関係性を物語っていることでしょう。

結び

めでたく晋平太の優勝で幕を下ろした口喧嘩祭SP in 柳ケ瀬。
そこで実現したD.D.S vs 晋平太のバトルをご覧になられた方は、是非過去の名作「レミニス / 晋平太 feat. D.D.S」もお聴きいただけますと幸いです。

WAGASHI-OHAGI

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